転職への第一歩

経験者が伝える広告代理店の企画営業職への転職

広告営業イメージ
広告代理店にもさまざまな種類があり、電波系(テレビなど)・雑誌系・ネット系etc・・・。その中でも皆さんが一度は利用したことがあるであろう「求人広告代理店」について今回はお話しします。


広告代理店の企画営業職へ転職したきっかけ

私がこの業界に就職したきっかけはそれこそ求人広告を見て応募して採用された、という王道パターン。

基本的に求人広告代理店の営業職はどこの会社でも求人しまくっています。未経験でも大歓迎!というキャッチフレーズが定番。

要は資格なしでもできる仕事であり、非常に入社率・離職率の激しい業界だといえます。

そんな内情はまったく知らず、当時の私は「求人広告で世の中の雇用をつなげたい!」などという、たいそうな志があったわけではなく、なんとなくその求人広告に載っていたそこの会社の集合写真が楽しそうだったから。

そんなまったく意味のない理由がきっかけとしてこの業界に足を踏み入れることになりました。

仕事内容から見る広告代理店の企画営業職「いいとこ」「悪いとこ」

現在市場には数多くの求人広告にあふれています。

現在はネット求人媒体が多いですが、フリーペーパーと呼ばれる「ご自由にお持ち帰りください」的な求人冊子や、特定の曜日に新聞に折り込まれる折り込み求人もあります。一昔前には本屋さんで100〜300円くらいで転職雑誌が売っていた時代もあります。

ここで豆知識ですが、「代理店」とはどういう意味でしょうか?簡単に言うと自社の広告媒体を持たず、各求人媒体に掲載できる窓口を持っている会社のこと。

わかりやすい例で言うならば、自社の広告媒体をもっている会社(メーカー)の営業さんは自社の広告媒体しか売ることができません。いくら自分の担当するクライアントが「次は○○(ライバル会社の求人媒体)に掲載したい!」と言っても窓口がなくできないのです。

ところが代理店の営業さんは様々な入稿窓口を持っていますので、クライアントの希望に沿うことが可能です。

それどころか各求人媒体の比較ができ、「今回のこの求人内容であれば○○○に掲載した方が効果見込めますよ!」という提案ができるのが強み。クライアントからしてみれば、掲載する求人媒体の選択肢がふえることになります。

さて、大前提として自分が担当するクライアントってどうやって決まるの?ということですが、これは代理店によってさまざま。

テレアポを雇用して、取れたアポを回してもらって営業するパターンやひたすら自分でテレアポしてアポが取れたら商談に行くパターン、テレアポで成果が上がらなければ飛び込み営業をして見込みをとるパターンや先輩が退職する際に引き継ぎとして自分が担当するパターンなどなど。

共通して言えることは入社すぐのペーペー時代にはクライアントを会社から与えられることはあまりないと言えます。場数を踏んである程度実績(売上)を上げてからでないとクライアントからのクレームにもつながりかねません。新人時代はひたすら自分で顧客開拓にいそしむ形になると思います。

そして営業のかいがあり新規のアポがとれました!
商談に行き、クライアントも求人広告掲載に前向きになっていただけた!

次の仕事としては求人原稿を作成するにあたっての取材になります。

取材とは募集をかける職種の基本情報及びおすすめポイントを聞き出すこと。こう書くと簡単に思えますが、いざクライアントを前に聞き出すのは慣れが必要です。

ありがちなのは「何から聞けばいいのかわからない・・・」など。基本情報(給与や待遇など)を聞くのは簡単ですが決まっている情報をそのまま書くのであれば取材している自分の存在価値はありませんよね?

たとえば「従業員は6名、うちパートは4名」などの情報があればそこから情報を掘り下げていきます。

「男女の比率は?(女性の方が多いかな?)それなら女性が活躍している職場になりますよね?平均年齢はどのくらいですか?(30歳くらいかな?)若手が中心なのですね。前職ってみなさん同業界から転職されてきたのですか?(そんなこともないなぁ)なるほど、異業種からの転職が多いのですね。それであれば異業種からの転職の方でも働きやすいということですし、研修制度もしっかりされているという印象になりますよetc・・・」

話を広げてその中で魅力的だと思われる内容をピックアップし原稿に反映させていくことが重要だと思います。

他にもフリースペースと呼ばれる写真やキャッチコピーを自由に配置できるスペースのある原稿(得てして大きな枠=掲載料金の高い枠)ならば写真の撮影などにも携わります。

大手企業になると専門のライターや撮影スタッフがいますが、中小企業であれば全部自分でこなさないといけません。
そして取材してきた内容と撮影してきた画像を実際の求人原稿に落とし込む作業があります。

自分自身で打ち込みして作成するパターンもありますし、制作部もしくは業務進行部などの部署があればその部署に丸投げすることも可能ですが、よくあるトラブルとしては自分が取材してきた内容がうまく制作スタッフや業務進行スタッフに伝わらずにピント外れの原稿に仕上がってしまうパターン。

できない営業はそれを制作部や進行部のせいにしますが、要は自分の思いが伝えきれていないだけ、情報不足なだけです。デキる営業は自分の会社の内勤さんとも上手に人間関係を築けています。

そんなトラブルはなかったとして、いよいよ原稿ができあがりました!

早速締め切り前までにクライアントに原稿確認してもらわないといけません。

ここで一発OKもらえるとかなりテンションが上がりますが、現実はそう甘くありません。フル没(最初から作り直し)なんてこともあり得ますが(かなりへこむ・・・)、その場合は取材自体ができていないことが主な原因です。

要は自分の能力不足。クライアントの趣向がいきなり変わって・・・などということはめったにありません。

いかに自分の担当した原稿を最小の訂正でOKもらうかというのもこの仕事の醍醐味と言えるでしょう。

そして無事にクライアントからOKいただき、締切前に原稿を入稿、掲載当日にあなたの担当した原稿が掲載されました!(生まれて初めて担当した原稿を見るときは格別な思いがありますよ)

そして掲載期間が終わりに近づき、お決まりの「効果追跡」の連絡を入れます。「効果追跡」とは字の如く「効果、どうですか?」というお伺い。もっとも緊張する瞬間でもあります。

「とてもよかった!」であればその日1日Happy!

「・・・全然応募ないわ・・・」だったら1日Blue・・・。

しかし、あなたの上司からは「それはチャンス!決まらなかったら次も求人だしてくれるよ!」とポジティブなことを言われますが、そう簡単に切り替えられるわけにもいきません。下手をするとクライアントからの怒りの矛先が向けられます・・・。

そもそも求人広告は形ある商品や物ではなく、実際に掲載していただいても確実に人が採用できるかは約束できないものです。高額な費用をかけていただいても「さっぱり」の時もありますし、そんなに費用をかけていないのにすごく良い方が採用できた!ということもあります。

実際に社内では「求人は水物!宝くじみたいなもの!」とも言ってました。だからこそ難しいともいえますし、面白いともいえる仕事だと思います。

広告代理店の企画営業職への転職〜まとめ〜

まとめると、求人広告代理店の営業職は

という感じでしょうか?

正直ハードな仕事ですが、どう自分を売り込むかを考え、人脈も広がる仕事なので、ビジネススキルを上げたい!将来独立・起業したい!という方はぜひチャレンジしてもらいたいです。

そして最後に。
これも会社によりますが、自分の担当したクライアントの求人広告掲載料の入金確認まで忘れずにしっかりとやりましょうね!未収となればそれまでの努力が水の泡となります(T^T)

広告代理店の企画営業職への転職で利用した転職サイト

https://next.rikunabi.com
リクナビNEXT
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